都心の谷間にいる社労士のひとこと

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労働・社会保険に関することのほか、社労士試験突破時の勉強法、事務所の日常などについてもつぶやいています。 よろしければご一読ください。


定例ブログと実務のお話

2026年5月5日

すっかり春から初夏の様相となって参りました。

暑くなる具合がどうにもアクセルふかしすぎな感じですが、経年とともに寒いほうが苦手になった身としては体が動くだけマシな気もします。

連休も後半に入っていますが、特別旅行に行ったりできる状況ではないため、割と何となく過ごしています。

そうはいっても子どもも同様に過ごさせるわけにはいかないので、それなりに小規模ながらイベント的な期間にはしております。

個人的にはブックオフのセールはありがたかったですね、タイムリーに必要な本が複数セール価格で手に入りましたので。

ここのところ、紹介やら何やらで仕事が少し増えてきました。

年会費の引き落としもあったので、増えてもらわないと困るところではありますが。

それはさておき、想定と全く毛色が違うものもチラホラと出てきたので、知識を増やすべくとりあえずは使えそうな書籍をちょっと漁ってみるかという動きにフィットしました。

やはり、試験勉強だけでは把握しきれないところも多々あります。

当初の仕事は宗教法人の労保・社保加入で、自分のところでも経験していることもあり特に問題なくスムーズに進んでいました。

しかし、初めてこなす仕事については予想より丁寧な確認をしていきたいものがありました。

たとえば、建設業の二元的用、試験勉強でいったら基礎的な知識です。

労災保険と雇用保険を別々に手続きする、当たり前のことですが、実際どのように記入して提出するのか、いざとなると不明点があります。

労災でいえば事務所労災と現場労災があるわけで、成立届を2枚書いて提出するというのは当たり前といえば当たり前、しかし、初めてのことであると一抹の不安がありました。

管轄労基署に問い合わせれば普通にそれでいいと教えてもらえますが、こんな感じのものが何個もあるとそれなりに不安を感じるものです。

そんなわけで労基署・ハローワーク・労働局に結構電話をしていた4月でした。

こうした経験値を得られたのもありがたい限りです、仕事の幅も広がりますからね。

以前に実務経験があっても試験のほうが、のような話を聞いたこともありましたが、実際仕事をしていくのは試験後のほうが長いわけで、実務経験はやはり大きいのではないでしょうか。

そもそも、実務経験皆無、思い付きで試験を通った私のようなパターンのほうが少ない気もしますが、同じような方がいるならば言っておきたいことは、とりあえずミスる前に官公署に聞けというところでしょうか。

今はどこも丁寧ですから、後の糧にするためだけだとしてもしっかりとした確認をしておくことは大切かと思います。

6月には初の年度更新もあるので、5月はその準備になりそうです。

後々には補助のほうにも参加してみたいのですが、まずは身近なところからですね。

ゼロからスタート 独学社労士RTA 1年半④ ~問題集はスタイルで~

2026年4月21日

令和8年度の社労士試験について公示されていますね。

私の試験突破もすっかり過去のことのようになっていますが、このシリーズを全く更新していませんでした。

需要があるかはさておき、他のシリーズに対して少し省略したくなるものでもあるのでついついサボりましたが仕事の合間に第4回目です。

問題集に関しては個人的にコレという条件があります。

それは「左に問題、右に解答・解説と見開きで完結しているもの」です。

問題集はソシャゲのイベントのように周回するものです。

いちいち別紙や後部を見て採点、解説の見直しというのは手間がかかり、集中力やモチベーションの低下を招きます。

右半分を隠して1ページごとに確認、これがスピーディーでいいでしょう。

最近は気が利くことにわざわざ「答え隠しシート」のようなものがついているこの形状の問題集もあります。

それで右半分を隠しつつ、どんどんこなしていきましょう。

そして、間違えた個所、弱い箇所などは都度解説部分に書き込みです。

リトライするときには隠しておけばいいですし、もし2度、3度間違えればチェックポイントや付随情報も増えていきます。

問題を解くときはどうするか、私はルーズリーフにどんどん記入し、そちらに解説等を入れることはありませんでした。

たとえば、ノートを作って問題を解きつつ解説を入れても、後からその情報を再度仕入れることは難しいでしょう、探して見つけ出さないといけませんし。

そもそもノートがとてつもない量になりうるのでスペースやコスト的にもイマイチです。

ちなみに、私が使ったルーズリーフ(片面しか使いませんでした)はメモ帳や子どもの落書き用に転生しています。

一方、テキストに書いてあれば周回ごとに必ず目に入ります、弱点だったりポイントだったりが何度も目に入るので克服しやすいはずです。

それと、前回の問題集とテキストは揃えるべきです。

たとえば、LEC様の『必修過去問題集』にはベースとなるテキスト『必修基本書』の対応ページが各問題の解説部分にあります。

問題集解説部分に書き込めなかったり、テキストのほうによくまとまっている情報があればそのリンクを入れておけば確認しやすいはずです。

逆に問題集部分にテキストから引っ張ってきたフォローを入れておいても手間が省けるし目に入りやすくなります。

何度も繰り返してマスターしていきましょう。

具体的にどの程度周回すればいいかといいますが、はっきりいってなんぼやってもいいです。

個人的には過去問9割くらいのラインが必要と感じるところです。

というのも、近年の社労士試験は難化傾向にあると思います。

そこでもっとも重要なのは「いかに基礎的なところを落とさず拾うか」です。

試験を一度でも受けにいった方はわかると思いますが、見たこともない謎の選択肢が出てくることは当然です。

そんな中でいかに確実にとれるところを押さえるか、これは本当にキーポイントになります。

その辺の話はまた別の機会に、とりあえずテキストの前半戦はこんなところで。

定例ブログと労働時間のお話

2026年4月13日

先月はこちらの業務もさることながら彼岸含めた寺のほうで少し慌ただしくしておりました。

そんなわけでこれまで連載記事的に書いていたブログも更新できていなかったりとサイトのほうは停滞気味でした。

しかし、そんな状況でも実務のほうは段々と増えており、そちらに時間がかかるというあるべき姿にはなっています。

直接的に関係がなかった方からの依頼があったりと、それなりにプラスの動きがあるのはまあ順調、といったところでしょうか。

一方で緊張感も今まで以上に出てくるわけですが。

そうなってくると必要になってくるのは仕事の順序立てや効率化。

5月も行事がある都合それなりの時間確保は必須なので、ダラダラと気楽な個人事業主のスタンスで進めるわけにはいきません。

さて、仕事上色々と労務関連の調べものをすることが多いため、ブラウザを立ち上げると関係したニュースがピックアップされています。

本日その頭にあったのがこちらの記事「自主的サビ残が常態化…労基署が立ち入り調査! 「残業ではなく勉強」「本人が勝手にやったこと」は通用しない?【社労士が解説】

読めば「そりゃそうだ」という内容なのですが、昭和生まれ平成育ちの私のような人間ですとそれほど珍しい話でもなかったわけです。

昔、キックボクシングの試合に一緒に出た友人がいまして、彼は練習参加のために仕事を時間内にきっちり終わらせていたそうです。

多少早出(手当は残業より低かったそう)もしたようですが、専門性のある仕事ながらしっかりとスケジュール管理して連日ジムに顔を出していました。

ある時彼曰く「俺はミスなく時間内に仕事を終わらせているのに、おやつやタバコ休憩を頻繁にとりダラダラと居座って残業代を無駄に消費している奴より給料が低いのはおかしい」、確かにその通りです。

記事のサービス残業とは少し異なる話ですが、確かにいびつな構造ではあります。

学校勤めの頃も準備などで勤務なのか自主的なのか不明確なところはありましたが、近年は負担軽減の観点からも以前とはだいぶ様相が違うようですね。

法人役員と個人事業主では労働時間をあまりかっちりと守る立場ではないのですが、労務管理を行っているという点から考えると雑すぎるのもどうかとなりますね、「プロとして────」。

そんなわけで今月来月と色々詰まり気味ではありますが、キビキビと仕事して結婚記念日や娘の誕生日にはしっかり時間はとろうかと思います。

あと、上記のような問題でお悩みの方はご相談ください。

定例ブログと研修などのお話

2026年3月2日

本日は19時から研修といいますか情報交換会といいますか、そんな感じのものに出かけてきます。

そんなわけで本日の仕事のシメに月一ブログでも書こうかな、といったところです。

日が進むと私の場合彼岸もありますし、月末締めの仕事なんかも結構出てきていますのでサボってしまいますからね。

これを書いている時点ではまだ更新されていないのですが、当所は「SRPⅡ認証」というものを受けました。

簡単にいえば「しっかりと個人情報保護のための措置を整えてますよ」ということです。

しかし、これを自力で色々書類を作成して申請してというのはなかなか難しかったのではと思います。

何で他人事かといいますと、ちゃんと社労士会で取得のための研修及びガイドを示してくれていたからです。

登録前の時点で社労士会は研修が充実しており、支部内での交流も活発、ノウハウを得やすい環境ということを聞いていましたが、まさにその通りと感じています。

登録して約半年ですが、上記含む複数の研修も受け、会合にも顔を出させてもらっていると、確かに知識も維持できますし、上積みできている感覚があります。

試験についても苦しみましたが、実務に直結する内容がメインであるのも業務への入りやすさがありいい点かと思います。

先の勢いで以前から予定していたクラウドソフトに契約したりと、色々2月は頑張って進められたというのが感想です。

あとは、もう少し仕事に追われればいいんですけどね。

とはいいつつも、完全に初めましての案件も少し出てきました。

今日はそこで不明確なところもあるので先輩に確認してこようと思います。

~番外編~宗教法人課税の前に…

2026年2月14日

研修のための動画を視聴しようとPCを開いたところ、なぜか当該サイトにアクセスできないため、タイムリーネタをひとつ。

過日、宗教法人課税のニュースが目につきました。

SNS等では様々な意見が出ているようですが、ひとついえることは固定資産税の課税強化に至った場合は私のいる寺は成立しなくなります。

都心部の小規模寺院には厳しいお話ですので、さすがにいきなりスタートできるようなことでもないかとは感じています。

とはいえ、境内で行う一般的な駐車場や外部向けのほぼホテル業のような宿坊に関しては収益事業としての線引きは必要かと思います。

また、法人格の売買や名義貸しによる脱法的な行為も問題になっているようです。

しかし、このようなことを行っているのはごく一部、少なくとも仲間内ではこうした明確にアウトなことをやっている者はいません。

そうはいっても、こうした報道が出れば宗教法人全体に不信感を抱かれるのも事実、よく考えてほしいものです。

さて、このような議論が出てしまう前に我々も襟を正さねばなりません。

とりあえずは線引きも曖昧になっておらず、明確に納める必要があるものには対策をとる必要があります。

社労士のテリトリーにあるものは、たびたび記事に出している労働保険と社会保険です。

こちらははっきりと宗教法人にも加入義務があるもので、今までスルーできてしまっていたのも別に特権があるわけではありません。

現在都内で行われている労働保険の加入勧奨も義務であるから実施されているものですので、しっかりと対応する必要があります。

ここでゴネたりごまかしたりしていれば、義務であるものにも従わず優遇だけ受けているという悪印象を持たれうるでしょう。

厚生年金で見てみても、代表役員は法人の従業者として加入義務があります。

しかし、国民年金保険料を支払っているからそれで十分と考える方もいるかもしれません。

では、実際の額面で比較してみるとしましょう。

例として「40歳の夫婦(妻の年収130万円未満の被扶養)で法人からの給与が40万円の世帯の1月分(令和7年度)」としますと
・国民年金保険料→17,510円×2人=35,020円
・厚生年金保険料→個人負担37,515円(法人負担分を含めると75,030円)となります

国民年金保険料は厚生年金保険料より個人負担でもやや少なく法人負担分を含めると大幅に低くなります。

厚生年金に加入していない分、将来のリターンが少なくなるというデメリットはあるものの、外部の目からすると保険料を不当に下げているとみられる可能性もあります。

特にこの社会保険料に関しては近年頻繁に話題となる事柄ですので、一番不満を感じている現役世代からのイメージは格段に悪くなる恐れがあります。

まして、社会保障の3つの機能には「所得の再分配」というものが挙げられます。

言ってしまえば広義の「布施」にあたるものですので、それを疎かにするわけにもいかないでしょう。

まだこれらの問題はあまり表面化していません。

まだ、というだけであって、調査が行われ未加入率などが公表されれば明確な数値として世間一般に悪印象を与えます。

先の課税の議論に関しても一気に世論は傾くでしょう。

一部、調査に対してぞんざいな対応をされたという話も聞きますが、そうした行為も不信感を抱かせかねませんので控えるべきです、現代風にいえばSNSなどで拡散されかねません。

まずはこうしたはっきりとNGなところを潰していく必要があります。

とはいっても、色々と素人が完璧に行うのには無理がありますし、負担もなかなかのものです。

そのために豊富なアウトソーシング先のプロフェッショナルがいます、税務に関しては税理士に頼ればいいですし、社会保険は社労士を使えば安心です。

詳細な話は連載記事で引き続き紹介していきますので、まずはしっかりと足元を固めつつ信頼を保てるように心がけていきましょう。

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